見難いサイト

WWWには様々なWebサイトがあります
企業サイト・個人サイト・告知サイト……etc
個人サイトでは、見易さなど完全に度外視した「俺様的サイト(ある意味うちのサイトもこれに含まれますが……)」というのも見かけるわけですが、これが許されるのはあくまでも個人サイトだからなのでしょう
ですが、この世の中には企業サイト・告知サイトにもかかわらず見難いサイトというものが存在するものです
個人サイトであれば「見なくてもかまわない」と言ってしまえばそれで終わりになってしまいますが、企業サイトや告知サイトではそれがままならない事が多いのが現状です
ここでは例(実際に存在している例ではありませんが)を挙げてこれらについてちょっと書いていきましょう(一部の例については、新規ウィンドウで確認してください)

  1. リンク文字色が統一されていない
    どの色の文字がリンクかの区別がつきません
    もしかしたら、強調や引用などの為に下線を引いてあるのかもしれません(マウスカーソルを持っていけばわかりますが……)
    サイト内の全てのページでの統一はされていなくてもかまわないと私は思いますが、各ページでの統一がされていないと見難くなってしまいます
  2. リンク下線が全て消されている
    この内でも、上の「リンク文字色が統一されていない」と重なっているものはさらに辛いです
    ホバー(マウスカーソルが乗ると何かしらのアクションを起こす)でのみそれがリンクであると認識できるものの場合、IE3.x以下(多分……)やNetsape4.x以下ではホバーが使えないので、完全に他の文字と同化してしまいます
  3. リンク文字色が全て本文文字色と同一になっている(例はこちら)
    滅多にありませんが、「リンク下線が全て消されている」と重なっているサイトっていうのも存在します、ここまで来ると嫌がらせなのかと思ってしまいます
    そういう場合は、ユーザーCSSでスタイルシートをぶった切るとどこがそうかがわかります
    また、上記と同様にホバー(マウスカーソルが乗ると何かしらのアクションを起こす)でのみそれがリンクであると認識できるものの場合、IE3.x以下(多分……)やNetsape4.x以下ではホバーが使えないので、完全に他の文字と同化してしまいます
  4. 特定環境のみに存在するフォントで書かれている
    自環境と同じ環境(同一機種/同一インストールアプリケーション/同一リビジョン)のヒトしかこの世には存在しないと思っているのでしょうか………
    少なくとも、私の現在の環境(自作PCの方)と同一環境というのはまずあり得ないと思います(似た環境の人が居ないとも限らないのですが……)
  5. バックリンクが存在しない
    まあ、ブラウザのバック(または「戻る」)で戻ってあげればそれでいいのはわかっています(苦笑)
    しかし、そういうただし書き(「戻るで戻って」とかね)があれば別段問題が少ないかと思いますが、なんにもない場合はどういう風にしたらいいかがわかり辛いです(普通は戻れるものですがね)
  6. 〜へ行くためのリンクの場所がわかりにくい
    サイトマップを作ればいいですが、それはそれで面倒です
    わかり易さは人によって違いますが、草稿を作ってそれを何人かに見てもらうそしてそれを直してある程度わかりやすくするのがいいと思います
  7. フラッシュを利用していてそれでリンクを巡る事ができるがそれ以外の方法が存在しない
    映画のサイトとかゲーム会社のサイトにありがちです
    初期のインパクでもあった事だと思いますが、仮にフラッシュの使えない環境だったらどうするつもりなのでしょうか(一時期Mozillaはフラッシュがあるサイトではクラッシュするというバグがあって、フラッシュのプラグインを削除していました)
    フラッシュでしかできないのなら兎も角、フラッシュでもできるのであればその方法も作っておくのが常識かと思われます

さて、これら見難いサイトですがプロ・アマ問わずに作ります( -o-) sigh...
これらを見て思う事は、多くの人に見てもらうのであれば自らの環境だけに依存するようには作らないのが常識だと思います
まずは自分の作ったモノを「他人の目(ほんとの他人じゃなくてもいいけど)」で見るという行為が必要なのではないでしょうか

 

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